閉じるのか開くのか/エコハウス

環境負荷に配慮した家づくりをするエコハウスにも色々あるのだと、最近少し、わかり始めてきました。一つは、地球環境に負荷を与えないというスタンスで作っている本物のエコハウス。そして、もうひとつが、以前として、我が家の光熱費。我が家の資産。・・・我。我。の家。できたものは一見すると、違いが分かりにくいかもしれませんが、作る際の材料の選定や空間の質、外部の街に対する配慮が全くことなる体をなすことになるように思います。その中で地球にやさしい木をたくさん使うことは重要に思います。木は、生活している時には、室内では調湿をしてくれます。外壁に住む場所の近くで取れる木を張る事ができたなら、地域の林業を再生させることにもつながったり、後に解体する事になっても、土に還る素材なのだから、地球環境に優しい。本気で取り組んでいるエコハウスは、外壁を見れば一目了然だったりもします。メンテナンスは、地域のお友達と助け合いながら、外壁を定期的にトップコート(オイルで塗るだけ)だけで長持ちするはずなんですけどね。

地域に開くとは、助け合いがあるかどうかという点も重要かなと思います。魔法瓶に閉じこもってはいけないって思うんですよね。

これからは、核家族世帯よりも単身世帯が多い時代なのです。自分だけに閉じこもるのか、助け合いながら開いて生きるのか。

そういう視点は、建物をつくる上で重要になるって思います。

自分が生活する地域を豊かにする。地域の資産を豊かにすることを考えるようになると、自分の家の資産価値もあがる。地域の事を考えられていない場所は、資産価値が下がる。そういう時代になるように思います。