とても忙しい毎日を送っています。今日は、外部木製建具のデザインとその納め方などを忙しいながらも楽しみながら、スケッチを描いていました。引戸の鍵をどうしようか・・・そんな時、思い出したのが、この鍵。ネジ締り錠というらしいです。おそらく、誰もが、見たことは、あるはずだと思います。
世の中の流れというのに巻き込まれて、この可愛らしい鍵の事もいつしか忘れられてしまうのでしょうか。
忙しい日常の暮らしの中で、1箇所くらい、この面倒なのだけれども・・・ぐりぐり回す事があってもよいのではなかろうか。昔から続いた消えそうな鍵を少しは残すことも意味があるんじゃないかな。
どうですかね。
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ウメダ (月曜日, 04 12月 2017 18:59)
はじめまして。ウメダと申します。とても味のある鍵ですね。私が子供の頃に通った駄菓子屋さんはこの「ネジ締り錠」でした。当たり前のように存在していました。今の密閉がしっかりした引き戸とは違い、風が吹けば音をたてて揺れるし隙間風は入るなど・・・でもそれが当たり前でした。昨今あまりにも数値化して性能を前に打ち出し過ぎだと思います。玉島さんはどう思われますか?
タマシマ (水曜日, 06 12月 2017 14:02)
コメントありがとうございます。
悩ましいですが、どこに価値をおいて考えるかが人によって異なるということなのかもしれません。サッシの性能をあげれば、すべて良くなるものでもない。窓を介して、音や、風、香り、人との関わり方、時代を通じた文化・・・たくさんの価値が存在している。
何を得て、何を失うかを考えることが大切で、人それぞれ答えが異なるのかもしれませんね。
ただ、このネジ締り錠などは、放っておけばスポットが当たらない存在なのだろうと思いまして、ちょっとスポットを当ててみた次第です。(笑)