第2次ベビーブームによって生まれた団塊ジュニア世代の出産時期がそろそろ終わりを迎えています。この事から今後、出産年齢である女性の数がどんどん少なくなっていくようです。
また、地方の方が特殊出生率(1人の女性が生涯に生むとされる子供の人数)が都市部に比べると高いために、地方創生ということにスポットが当てられています。
これからの縮小社会、少子高齢化社会には、今までの価値観を変える必要がありそうです。
将来像を描きにくく、考えると不安になる時代でもあります。たくさんの給料をもらい、生涯同じ企業に勤め、退職して、年金生活で悠々自適に余生を楽しむという将来像は、苦しく、不安が常に付きまとうようにも思えてきます。
豊かであるということは、どういうことなのでしょうか。競争する社会で物質的に豊かであった時代には、見えなかった豊かさを今、考える必要があるのではないか。私は、そう考えてしまいます。
また、豊かさとは別の事でもありますが、自分の未来の不安よりも、子供の将来にどう投資できるかが問われる時代を今、生きている。助け合う、シェアする、事がキーになる・・・そんな気がしています。
多様なライフスタイルがある時代であると思いますが、祖父母と孫が同居する大家族の時代に戻るというのも一つの選択肢としてありだと思います。これも一つの相互扶助・シェアととらえれば。