工事に参加してみよう。そう思った時、どんな事ができるのでしょうか。まずは、どんな素材があり、その素材の特徴を知ることから・・・。
そんな方の手助けになるページになればいいかなと、少しずつ作りあげていこうと思います。
塗料の種類も膨大にあります。その塗料ごとに性質も施工方法も異なるので、簡単そうでいて、とても奥が深い材料です。しかし、ある程度その性質を理解すれば、だれでも容易に塗ることができ、いつでも模様替えやメンテナンスを行える材料と言えます。ほんの一部をご紹介します。
平安時代より使われてきたと言われる漆と並ぶ日本固有の材料。防水・防虫・防腐効果を期待して、和紙・布・桶・網など広く利用されてきた。化学塗料に比べると、性能は落ちますが独特の風合いは、すごくいいものです。上品なものを生渋。灰や墨と混ぜているものを渋墨といい色合いが異なります。
木に塗るのは、布に湿らせて雑巾がけするように簡単に塗ることができ、塗り重ねるたびに色合いが濃くなっていきます。
写真は、布に柿渋を塗ったものです。
外壁や塀に使われてきた材料です。刷毛や布で簡単に塗ることができます。1回塗るだけでかなり黒くなります。
木の表面保護材として、使用します。布やスポンジなどで塗るため、誰でも容易にできます。ほんのり木に艶がでるような感じです。
鉄製品、アルミ、木材、プラスチックなどに塗り屋内外ともに塗れます。リノベーションの際には、既存のアルミサッシや取っ手など金属部分が完成時に気になります。そんな時には、これはいいです。
ホタテ貝殻が原料の塗料です。写真の模様は、既存クロスの模様です。クロスの上からローラーという道具を使って塗ります。既存のクロスの上から、容易に塗ることができるのがいいです。